今日で各議員の総括質問が終了しましたが、今９月議会でも「駅西口東地自転車駐輪場」の問題では、議論が白熱しました。この問題は、昨年の9月議会で自転車・バイク駐車場として議案上程されましたが、議会で否決されました。
私は、自転車駐輪場の必要性は認めますが、9億３千万円かけて5階建ての駐車場にすることには、反対の立場でした。反対の要旨は「しんやニュース第５号」に記載しています。そこで、12月議会には、総括質問の中で、「私案」を提案しました。
それは、東地にいろいろ問題・課題があるので、東地よりも西地の自転車駐輪場の整備を先におこない、駅西口のエレベーター設置等のバリアフリー化とあわせた開発をすすめるべきで、そのためには、東地のスペースは、暫定の自転車駐輪場でもよいのではないかと市長に提案しましたが、市長には、個人的意見ということでコメントしていただけず、大変残念な思いがしたと記憶しています。
今議会では、①５階ではなく低層階の駐輪場を、②財政がきびしいので大幅な建築のコストダウンを図る、③バイクは錦町の駐車場利用を図る、④西地の駐輪場の自転車をうけいれるためにもそれなりの自転車収容のきぼに、そして西地の整備をすすめる等答弁がありましたが、今、庁内合意にむけて取り組んでいるところであり、9月中には自転車整備計画を発表するとのことです。大いに期待するところです。
昨年から1年が経過していますが、政治はスピード感が必要だと思います。行政側の計画提示があまりにも遅すぎます。又、議会や商工会議所・商店・市民との話し合いも充分とはいえません。過去の反省を活かし、もっと、情報をオープンにして議論の積み上げをしていかなければ、良い計画はできません。駅のそばの１等値の土地を最大限に活かす方策も重要です。