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地方議会・政治のありかたが問われています

2010年11月5日

先日、全国市議会議長会へ視察に同僚議員とともに行ってきました。大分市に全国から、2400名余の地方議員及び、議会局の職員が参加し2日間にわたる研修をおこないました。

河村名古屋市長VS市議会、竹原阿久根市長VS市議会の争いなどマスコミをにぎわせていますが、今、市議会の定数や報酬について、全国的な問題となっています。

単に、議会費の節減ありき、や、定数削減ありき、の議論でなく、市民のためにこれだけの仕事をするから、これだけの定数や報酬が必要といった「何のための議員なのか、誰のために何をするのか」が問われていると思います。

地方政治は、市民に充分、理解・信用されていないので、市民をまきこんで透明性のある議会改革を進めていくべしとのパネラーの話があり、私も納得。

そのためには、
①市民が直接参加できるしくみを考えたらどうか
②情報発信力が弱いので、充実させること
③議会の内容があまり理解されていないようなので、議会だより等効果的に考えること
④議会事務局に権限をあたえ、行政に対し、対立型ではなく、提案型にしていくこと

最後に、外国人は、自己の責任において将来を考えるが、日本人は、「権利を主張して自分ではやらずに行政にまかせ、できなければそれを行政責任にしてしまう。」権利には、責任が伴うものなので、「個々の市民は、共同体の利益を優先させる考え方」が、求められると思います。