9月定例議会報告
8月31日から9月27日までの会期で開かれ市長から議会に提出された諸案件について提案理由の説明があり、すべて原案通り可決されました。
- 平成18年度の経費削減の効果・4億9000万円の削減。遊休私有地売却・給与制度見直し・職員の削減など。
- 7月29日の大雨により、東部ポンプ場が浸水被害を受けたことから、雨水ポンプ・汚水ポンプなどの修繕に係る経費を措置。補正予算で計上。
- 鎌倉市が平成13年3月31日に競輪事業から撤退したため、平塚市は鎌倉市に対し7億円の補償金の支払いを求めてきたが拒否された。そのため調停による解決を目指したが不調に終わり、調停の消滅時効(5年)も12月にせまり、被告を鎌倉市とする2億円の補償請求の訴えを提訴するものです。
- 平塚市民病院の事業に対し、裁判所が示した和解案を双方が賠償額等で合意したため和解契約を締結するものです。
- 補正予算の内容
・民間保育所の整備に対する助成経費
・障害者地域作業所が法定事業所へ移行するための備品整備の経費
・北口駅前広場のバリアフリー化に伴う設計の経費
・紅谷町5番地区における優良建築物等の整備事業補助金
・時期環境事業センターの運営方法についての導入可能性調査の経費 - 個人情報保護条例の改正や情報公開条例の改正等
西口エレベーターの設置に向けて二歩前進
ライナーホーム設置推進の方針凍結に対し、質疑が行われた。西口地区の再開発は、今までライナーホーム設置を前提とした中で進めてきましたが、懸案となっている西口バリアフリー化や駐輪場整備など時代のニーズに合った駅周辺の「魅力アップ」につながる事業展開が求められ、今回方針変更を行いました。平成8年3月に取得しました再開発事業用地の有効活用により西口の再開発をいたします。私もこの問題では6月議会で、西口のバリアフリー化をできるところから始め、段階的に実施を考えるよう質問した経緯もあり、一歩も二歩も前進しました。12月議会では再度この問題について質問を行い、実施計画等の確認をしていきます。
環境厚生常任委員会で質問
9月20日(木)環境厚生委員会で所管事項の質問をしました。重度障害者医療費助成について障害者間で格差があり、また県下でも市町村で対応が違う、自治体格差も生じておりますので、この是正に向けて質疑を行った。身体・知的障害者は軽度障害者を除いてすべての保険対象の医療費が助成により免除、精神障害者は精神科に通院した場合のみ自己負担1割、通院以外の全ての医療について3割の負担をしております。故に医療費の負担が重く、是非とも格差是正に取り組みをお願いいただきたく市に要望いたしました。
環境厚生常任委員会行政視察について
視察日程
7月24日(火)〜25日(水) 1泊2日
視察市及び内容
24日(火)秋田市「総合環境センターについて」
25日(水)弘前市「弘前市立病院について」
上記日程で環境厚生常任委員会委員6名と議会事務局1名で行政視察に行ってきました。
秋田市「総合環境センター」について
総合環境センターは、ガス化溶融処理施設・焼却処理施設・資源化物処理施設・金属回収施設・最終処理施設からなるリサイクルセンターで、秋田市は全国でもリサイクル率は上位にあり、環境に優しいまちとして資源の循環を図っています。
弘前市「弘前市立病院」について
女性専門外来や市民病院ボランティア・医療連携相談室の開設等、病院の関係者から説明を受けました。弘前市は、国立病院や大学病院などがあり、市民病院も駅のそばにあるという立地に恵まれ、大変医療に優しいまちだと感じました。
地域に根ざす
福祉活動(福祉村のボランティア)
9月17日(月)敬老の日にちなみ、花水福祉村のスタッフは花水公民館でお年寄りの方31名を招待し「ミニデイサロン」を開催しました。私も福祉村のボランティアのひとりとしてお手伝いさせていただき、楽しいひと時を過ごしましました。午前11時30分会食お献立〜なすカレー、サラダ、デザート。午後12時20分レクレーション〜歌の時間、私も歌の指導をしながら歌いました。午後1時20分全員にプレゼントを進呈して解散しました。老人の「孤独死」の問題が深刻になってきましたが、今日のように外に出て会話を楽しみ、歌を歌い、軽い運動をしたりすることが健康のためにも大切だと思います。私も独居老人対策については考究していきたいと思っています。
花水小学校体育館建て替えに取り組む
今年の6月末、花水小学校校長から体育館の建て替えについて要望をいただき、行政を始め、色々な方と議論を重ねてきました。市は昨年、学校や体育館等公共施設の一元化を打ち出し、耐震の強度などを精査した上で新築にするか、補強工事にするか、今年の11月ごろには方針を示すそうです。昭和39年設立された花水小学校体育館は、塩害の影響もあり老朽化しており、床・壁面に破損、また、雨漏りも見られます。大地震発生が叫ばれている昨今、地域の避難場所ともなっているので、早期建て替えについて市に「陳情」をするとともに、現PTAやOB会、地域の方々の署名活動も始まりました。私も「安心・安全」の観点から積極的に関わっていきたいと思います。
有権者の「声」
8月6日(月)地元Mさんからシャトルバスについて推進してほしい旨のお手紙をいただきました。現在平塚市では大神・田村地区から市民病院行きのバスを試行的に運行していますが、西海岸地区また駅南地区の活性化のためにシャトルバスの試行的運行を今後考えてゆく必要があります。公共交通バスの役割が高齢化社会を迎え、さらに重要性を増すことは十分に認識しているところであります。バス利便性の向上に向けて取り組んでまいります。
しんやの活動日誌
市友好都市「高山市」の「YANSA21」のイベントに参加(8月10日)
教育委員会が中心となったイベント開催で、市民の絆を深め、文化の創造・継続は「子ども達」が担っていると感じました。
障害者団体夏季研修会参加
市職員を交えバリアフリー化の問題を議論いたしました。
地域の盆踊りに参加
早朝ダンベルに参加(8月19日)
朝7時、総合公園で心地よい汗を流してきました。
ゲートボールに参加(8月28日)
80歳代の方々が大変お上手なのにはびっくりしました。
平成18年度決算特別委員会
10月9日から10日まで開催され委員として質問をしました。
- 爽やか条例美化キャンペーン経費について条例施行後の運営管理はどのようであったか。
- 紅谷町まちかど広場の使用料について利用促進は図られたか。
- 七夕まつり開催経費について、市民参加の向上に向けての取り組み方。
- 空き店舗対策経費について、地域商店街の空き店舗対策をどう進めたか。
- ひらつか天城山荘管理経費について、伊豆市に移管後の対応はどうであったか。
- 湘南海岸整備の推進関係経費、海岸の環境整備(清掃・安全面)の推進は図られたか。
- 決算にかかる説明書について、透明性の高い、また、内容分析のすぐできるような記載の方法を基準化できないか。
- 18年度決算は委員会で可決しました。
編集後記
皆様方のご支援をいただき市議会議員になって早くも5ヶ月が経過しました。議会の慣例や前例に戸惑いましたが、本会議も2回経験し、先輩議員のご指導もあり、だいぶ慣れました。今、色々な「格差」が話題となっていますが、各市町村も経済力により「自治体格差」が生じています。本市も豊かで住みよい「格差」のない街になるよう皆様と一緒に私も努力をしていきます。なお、議会活動等はホームページにその質疑の内容が詳しく載せてありますのでご覧ください。