高齢者の多様な役割、外出と交流や健康・元気で長生きを促進 医療と介護の連携強化、認知症対策や看取り対応の施設の拡大

6月議会 総括質問要旨

2012年6月13日

物事は、終わりよければ、すべてよし、と言われています。真正面から直球を投げ込みますから、理事者側は、しっかりと受け止めていただき、返球はカーブなど変化球ではなくストレートを投げていただくよう強くお願い申し上げ、質問いたします。

安心・安全なまちづくりについて

(1)3,11を風化させてはいけない
被災地の方の気持は、3.11を絶対に風化させてほしくないとの思いが大変強いですが、3.11を風化させないためには、市民に対しても職員に対しても、常時、震災意識を高めることが重要です。風化させないためにはどうしたらよいか、以下3点伺います。

ア、広報ひらつかの活用の編集方針について
イ、震災に対する職員の意識改革についてどう取り組んでいくか、
ウ、自主防災組織の要援護者を含めた避難訓練の現状および今後の進め方

(2)学校屋上フェンス工事の検証
平成24年3月9日に夜半からの強風により、市内浜岳中学校の屋上に1週間前に整備したフェンスが転倒した事故がありました。何点かお聞きします。

ア、 学校屋上にフェンスを整備する目的は、何か。
イ、 当初予算と追加予算を含め工事の期間・内容について

以上をふまえて、今後どのような対応策を考えているのかお聞きします。

(3)金目川流域の護岸整備
平成24年3月議会で質問しましたが、再度お聞きします。

花水川・金目川流域では、今、順次堤防の整備が進んでいますが、これは、3.11以前の計画に基づいたもので、3.11以後では、考え方を変えるべきです。県の津波浸水予測図によると、平塚市に予想される津波波高は、最大6.9Mで特に唐ヶ原や撫子原は、海抜も低く、浸水が予想され津波対策を怠ると行政責任を問われかねません。護岸整備は、地域住民との話し合いのもと洪水対策ではなく津波対策としてスピード感をもって行うべきと考えますがご見解をお聞きします。なお、花水川流域の土手の高さは、現状と計画で最大、最小、海抜何Mか.伺います。

まちの元気とにぎわいについて

(1)中心市街地の活性化
団塊の世代が65歳以上になると、少子高齢化が進み、生産年齢人口が急速に減少します。高齢化の進展とともに、産業の空洞化が一層すすみ、活力が失われ、他市との都市間競争にも遅れをとります。そのため、公共施設や文化施設、住宅等集め、都市機能を集約した効率的なまちづくりが重要です。過去10年、20年間でまちは良くなったと感じている市民は、果たして何人いるのだろうか。大手スーパー等の撤退等もあり、商業の低迷も深刻ですが、活力とにぎわいの創出を図るためには経済の活性化や都市基盤づくりが不可欠です。中心市街地の活性化に向けて、ハード事業も含めどのような考えでどのように取り組まれたのか、そして取り組みの成果・課題をどのように検証しているのか、ご見解を伺います。

(2)まちの将来像
住みたいまち平塚、住んでよかったまち平塚、子育てするなら平塚、健康のまち平塚、介護や福祉にあたたかいまち平塚、そして訪れてよかったまちそんなまち平塚の実現を望みたいところです。そこで、新庁舎建設等の3大事業の着実な推進を図ることも大切ですが、並行してこのようなまちづくりの観点からスピード感をもって中心市街地等の大型事業に取り組むべきです。以下大型事業についてお聞きします、まず、見附台周辺地区土地利用計画の整備方針の素案や駅西口中地の民間複合ビル構想の経過と考え方及びスケジュール等をお聞きします。さらに北の核としてのツインシティ大神地区まちづくり計画について何点かお聞きします。

ア、県の中の位置づけや市の中の位置づけについて
イ、事業の経過と考え方及び今後のスケジュールについて
ウ、平塚駅や日産跡地と結ぶ連節バスを基軸としてコミュニティバスで補完するような公共交通整備の考え方について

以上、スピード感をもって平塚市のまちの将来像をどう構築していくのか、市長のご見解をお伺いします。

(3)経済政策
ア、平塚市産業振興計画から
まちの元気・活力は、まず、生き生きと働けるまちにすることが重要と考えます。企業誘致の新しい手法や既存企業技術力向上の方策や企業が撤退しない、させないための方策をどのようにすべきと考えていますか。また、平塚市産業振興計画平成24年度版実施計画の新規事業において分野横断的な産業振興による経済活性化の方策についてお聞きしたいと思います。

イ、新たな七夕のおもてなし
第62回目の七夕まつりが今年も、開催されます。3.11の震災以降、七夕まつりの開催内容が今までと違い、まちの元気・活力という七夕の原点が失われているように感じます。まず震災前と今回では、何がどう違っているのかお聞きします。また市民参加の七夕を見つめ直す時期かと思いますが、それには、おもてなしの心と新たな絆づくりがキーワードと考えますが、ご見解をお聞きします。さらに、年間を通じて七夕を観光資源として活用する方策について今まで何度も議会で質問してきましたが、今後の具体的な取り組みについてお聞きします。

他に3点伺います。

①今まで市民や商業者・観光客に対しアンケートを実施してこなかったが何故か。アンケートを実施するべきと考えますがいかがでしょうか。
②見附台広場やおまつり広場の利用について、今年と来年度以降の見解を伺います。
③市民参加のイベントは、震災前と昨年、又今年度とどのように違いますか。イベント名と数を伺います。