最近、大きな感動と勇気をあたえてくれた事がふたつありました。
先月の11月12日、皇居前広場で開催された天皇御即位20年の奉祝イベントで平塚の中学生・高校生・大学生のよさこいのチーム「疾風乱舞」が、華麗な舞いを披露し、平塚の元気を発信しました。子ども達の表情は、きらきらと輝き、夢と感動を与えてくれました。
もうひとつは、12月5日、湘南ベルマーレが、11季ぶりに念願のJ1へ昇格したことです。その日、市内は、夢の実現で、大きな歓声と感激につつまれ、夜には平塚競輪場で昇格報告会が開かれ、大蔵市長も財政が厳しいですが、せいいっぱいの努力をします。と多くのサポーターの前で力強く挨拶されていました。J1昇格に伴う環境整備にむけて、平塚競技場の改修等を早期に実施していただくよう強く要望し、質問にはいります。
にぎわいにあふれきらきらと躍動するまちについて
(1)新しい七夕まつりの創出
湘南ひらつか七夕まつりは、昭和26年に戦後の復興まつりとして商業振興のためスタートし、来年60回目をむかえ、今や全国から240万人以上の人出で賑わう全国有数のイベントになりましたが、ごみ・治安・イベント・竹飾り・露店商等の問題や課題が山積しています。J1昇格の湘南ベルマーレとともに、平塚市の全国に誇れる貴重な財産であり、観光資源でもありますので、活性化にむけた取り組みや考え方について何点かお伺いいたします。
ア、飾りやイベント・ボランティア活動等市民参加の考え方について
イ、今後の七夕まつりのありかたについて、実行委員会で縮小の方針がなされたようですが、方針の内容及び検討の過程また、今後の進め方について
ウ、8月におこなわれた仕事の点検作業の評価結果をどう判断されたのか、また今後にどう取り入れていくのかについて
エ、平成21年度開催経費の収入・支出の内容について
オ、来年開催の七夕サミットの内容及び、意義・目的・効果について
カ、年間を通じて、七夕を観光資源として活用する方策について
以上、お聞かせください。
(2)観光の活性化
平成21年9月の平塚市住民実態調査結果報告書によりますと、平塚市の観光が充実しているかとの問いに「あまり感じない39.3%、感じない23.6%」合計62.9%の市民が本市の観光行政にきびしい目をもっています。私は、平成19年12月議会定例会で観光について質問しましたが、その後どのように具体的に施策の展開をすすめられたのか、お伺いします。
ア、平塚観光資源開発提言書や住民実態調査の内容を分析し、活用していきたいとのことですが、今まで地域資源の観光化をどう推進してきたのか。また、今後の具体的な施策についてお考えをお聞きします。
イ、広域観光の推進をすすめるためには、観光協会への支援と強化が重要ですが、その具体策及び、観光協会の自主財源確保についての今までの取り組み方と今後の進め方について。
ウ、産学公や観光サポーター等市民との連携強化の方法について。
(3)商店街の活性化
魅力ある商品の提供や、個性的な店舗づくりの推進をはかり、商業の活性化をすすめることは、市全体の活性化にもつながります。そこで、商店街の活性化についてお伺いいたします。
ア、中心商店街の賑わいの創出にむけて、過去5年間で取り組んだ新規事業の目的・成果及び効果について、また継続事業の内容と今後の新規事業について。
イ、地域商店街に対する活性化支援策について現在取り組んでいる事業の目的と成果及び、効果について、また、今後の新規事業の施策について
ウ、商店会組織の強化についての方策をお聞きします。
2、成果を重視した行政運営について
平成22年度は、40億円にのぼる大幅な財源不足が必至の情勢であり、ここにきて中東のドバイショック等から景気の2番底もささやかれています。そのため、徹底した歳出の見直しと一層の歳入確保をはかり、効果的・効率的な行政運営をおこない、健全財政の維持を図らなければならないと思います。
(1)時間外および休日勤務手当
時間外・休日勤務手当は、年々増加傾向にあり、平成20年度は9億4700万円で17年度対比では5300万円も増加しています。平成20年度の時間外の一人年間最高時間は、1196時間で最高額は一人年間3393千円です。また、一人あたりの月平均時間外は、13.7時間ですが、課によっては月平均で一人57時間と問題・課題も大変多くなっています。ひとり、ひとりが毎日10%仕事の改善をおこない時間外を削減すれば、全体でも10%、年間約9500万縮減でき計算になります。過度の時間外労働は健康管理上の問題もあり、全庁あげて時間外の縮減にむけて対策を講じる必要がありますので、現状の分析ならびに課題と今後の取り組みについてご見解をお伺いいたします。
(2)仕事の点検作業
時間外・休日労働を縮減させるためには、事業をへらし、職員の適正配置が肝要です。そのためには、すべての予算事業について見直しを図り、決算状況を十分分析したなかで、事業の統合や改廃をすすめ、全体事業費及び事業数の安易な拡大はしないことが重要です。今、政府では、公開で予算の無駄を洗い出す事業仕分けをおこなっていますが、本市でも8月に仕事の点検作業を実施しましたのでお伺いいたします。
ア、14事業の点検作業について、目的・対象事業の選定理由及び結果内容、点検作業メンバーの構成、又、その結果をどのように評価・活用するのか。不要とした場合の予算削減額は、どれくらいか等についてお聞きします。
イ、次年度以降実施するかどうか、又、実施する場合は、その規模・内容についてご見解をお伺いします。
生活交通確保対策事業について
(1)シャトルバス
この事業は、平成17年1月から実施され、大神・神田地区から平塚市民病院までの区間で交通アクセスの手段としてシャトルバスを運行していますが、毎年、約1100万円の経費が委託料として計上されています。当初の目的は、医療機関のない地域からの輸送ということですが、5年目を迎えようとしている現在見直しの考え方も含めてお伺いいたします。
ア、事業の目的・現状及び見直しについて考えているのかお伺いいたします。
イ、高齢者にやさしい交通政策を進めていくためには、自動車でなくバスや自転車・徒歩の利用促進をはかる必要があります。本市は、駅を中心に放射線状にバス路線がありますが、東西・南北といった市内循環型の公共交通網の整備をすすめ、病院や市役所等の公共機関や観光スポットへ行きやすくするための施策が重要です。新たに、循環型コミュニティバスや小型バス等の導入を検討すべきと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
諸課題
(1)黒部丘の小川跨線橋
平成21年2月、小川跨線橋で自転車と自動車の衝突で1件死亡事故が起きましたが、平成18年にも、原付自転車と自転車の衝突死亡事故が発生したので、死亡事故がこれで2件になりました。そのため、今年6月、警察からの強い要請で、小川跨線橋は自動車通行を禁止、歩行者と自転車のみの通行になりました。JR線路の工事のためにできた跨線橋ですが、利便性の高い生活道路として地域住民が長く利用してきた経緯もあり、一方、耐震上の問題も懸念されます。取り組みについてお伺いします。
ア、平成19年度に交通利用実態調査が実施されていますが、その内容について。
また長年経過していますので、耐震強度等の現況調査の今後の計画についての考え方をお聞きします。
(2)花水小学校体育館整備改築事業
平成22年度、重点的に取り組む施策として安心・安全に係る施策の強化があり、
花水小学校体育館の改築事業が新規実施計画事業に位置づけられています。
この改築問題は、学校関係者をはじめ地域の方々からの長年にわたる要望でもあり、
平成19年には、9660名の署名をそえて、大蔵市長へ陳情してきたところです。
そこで、何点かお伺いいたします。
ア、事業の内容及び今後のスケジュール等お聞きします。
イ、環境にやさしい体育館や太陽光発電設備等将来をみすえた長期的展望にたった設計・建築についての見通しをお聞きします。