日本の人口は、2013年10月現在、1億2729万人です。国は50年後、1億人維持を目標に掲げています。また、日本創生会議によると2040年度には国の半数の896の市町村の自治体が消滅する可能性があるとの衝撃的な分析がなされました。本市は含まれていませんが、今後、人口減少社会の中で何をすべきか、市民との協働で何ができるか伺います。
選ばれるまちをめざして、70歳現役社会の実現
高齢者の社会参加を促進し、生き生きと元気に生活をし、高齢者が高齢者を支える70歳現役社会の実現が大変重要と考えます。そこでまず、本市における高齢者雇用の現況及び雇用の促進施策の取り組みについてお伺いし、以下何点か伺います。
地域で支え合うしくみづくり
昨日、医療・介護推進法案が国会で成立し、平成27年4月から介護認定要支援1,2の対象者は対応の一部を各自治体にまかされることになり、生活支援サービスの提供の担い手として高齢者の社会参加が今まで以上に求められます。そこで高齢者の社会参加への支援体制の充実や強化をどのように図り、どう介護予防につなげていくのか、ご見解を伺いし、関連して何点かお聞きします。
①公益財団法人平塚市生きがい事業団の活動内容や実績。今までの会員登録数の推移、就業できない待機者の数や動向について
②ゆめクラブの現状、および課題について、又ゆめクラブの活動で家事代行やバザー・共済事業・草刈り・清掃・広告など収益事業として行うことができれば、組織の体質強化になると思いますがいかがでしょうか。
③町内福祉村・自治会・社協・市民活動・ゆめクラブ・公民館等さまざまな形で高齢者がボランティア活動をしていますが、整理統合する時期にきているのではないでしょうか。まずボランティアの活用や連携をどうしていくのかお聞きします。次にボランティアはすべて無償でなく有償の考え方があっても良いのではないでしょうか。伺います。
社会参加への新たなポイント事業
本市では、健康長寿のまちをめざし、食生活の改善・口腔機能の向上、健康体操の推進などをおこない介護予防に役立てています。元気な高齢者や虚弱な高齢者の対策のために健康づくりをどのように推進していくのか、具体的な取り組みについてお聞きします。又、現在、ひらつか元気応援ポイント事業がありますが、現状と課題についてお聞きします。
さらに、元気な高齢者対策として高齢者の健康づくりのため、地域社会の中で社会貢献活動すること、運動すること、健康のための研修・講習会・健康診断等に参加することなどを ポイント化して協力店でのお買物や飲食の割引券や公共施設の利用券などを交付するような新たな健康ポイント事業をつくり、高齢者の社会参加・健康づくり・まちの商業活性化の側面から考えてはいかがでしょうかご見解を伺います。
選ばれるまちをめざして少子化対策
子ども・子育て支援
2013年度の市民意識調査が実施され、子育て環境の重要度の高さに比べ、市民の満足度は12%と低いですが、どう現状分析されていますか。まずお聞きします。そして子育て環境の充実にむけて、今までの取り組み内容や、課題についてお聞きします。
さらに子育て世代に選ばれるためには、他自治体との差別化を図り魅力的な施策が重要です。子育て環境の満足度を高めるためには、待機児童対策はもちろんのこと、育児と仕事を両立させる主婦力を活かす取り組みなど女性が働きやすい・住みやすい環境づくりへの支援が大切ですが、具体的にどう考えていますか、ご見解を伺います。
次に、子ども子育て支援新制度が平成27年度からスタートします。新制度が円滑に移行するためには、市内の園児の約94%3380名が通う私立幼稚園に対する対応が重要です。幼児教育の担当部署はどこで、これまで幼児教育の推進のためにどのような取り組みを進めてきたのか。今後の進め方も併せて伺います。さらに公立園の在り方検討会の今までの検討内容と今後の進め方についても伺います。
七夕の資源を活用し婚活支援
2040年には20歳から39歳までの女性が半数になるとの予測が日本創生会議で発表されました。そのため女性が訪れてみたくなるまちになるための施策が重要です。国は、少子化対策として2013年に30億円で婚活事業を支援することにしましたが、まず、本市の婚活支援に対する取り組み内容、成果、課題について伺います。
本市には七夕というすばらしい観光資源があるので、この資源を最大限活用し、平塚市が若い人に選ばれるまちになるためにも夢やロマン・出会いを感じる感性豊かなまちに変わる必要があります。平成26年度末に圏央道が開通し、国道134号との接続により北関東や都心部・県央からの来訪が期待できますので、男女の出会い・ふれあいの機会を増やし、交流人口の増大につながる活性化施策が重要ですが、どのように考えているのかご見解を伺います。
選ばれるまちをめざして、地域の課題
新たな魅力 国道134号周辺の整備
平成26年度末に、圏央道が、国道134号と接続します。そのため、平塚市の魅力を北関東や都心の方々に情報発信することが重要です。そこで、平塚市のどんな魅力をどのように発信するか、まず、お聞きします。
そして、今までの議会答弁によると龍城ヶ丘プール跡地は、都市公園法上公園の面積の2%が便益施設ということですが、公園の面積の解釈を変更し拡大することが可能ならば、2%の面積がひろがり、道の駅ができるのではないでしょうか。伺います。
次に湘南海岸公園などの整備計画の進捗状況及び今後のスケジュールや進め方についてもお聞きします。さらに海水浴やビーチスポーツの拠点である湘南ひらつかビーチパークの活性化は大変重要ですが、利用者に満足されるサービス向上の取り組みについて何をどのように考えていますか伺います。
駅南口周辺の自転車等駐車場の整備
公益財団法人平塚市まちづくり財団の平成26年度の事業計画によりますと、駅南口周辺の駐輪場の整備を検討しますとのことで大きな期待をしていますが、JRとのその後の協議の内容及び整備の予定は、どのようになっているのか、お聞きします。また、駅南口周辺の自転車等駐車場の状況及び放置自転車の現状と対策についても伺います。
JT平塚工場跡地の土地利用
JT平塚工場は、平成28年3月末で閉鎖との発表があり、平成25年12月議会でも質問しましたが、市長は、本市の活性化につながるようJTと連携をとり協議・調整を進めるとの答弁でした。まだ、JT側からの具体的な話は出ていないと思いますが、跡地の土地利用についての現況及び本市の取り組みのスタンスを伺います。
また、今、小川跨線橋の撤去が検討されていますが、代替案としてJR線路沿いに駅南口へつながる道路があれば、市民の利便性がより一層高まりますので、市民から強い要望がありますが、いかがお考えでしょうかお伺いします。