会議平成29年第79回全国都市問題

会派視察
第79回 全国都市問題会議
期日 平成29年11月9日から10月10日
会場 那覇市 沖縄県立武道館

城間 那覇市長の報告から

那覇市は、平成27年度の国勢調査の人口密度で東京新宿区・大阪市・横浜市に次いで第4位と非常に高い都市です。又、今年本土45周年を迎え、おもてなしの心を大切に、沖縄の文化の歴史である「ひととのつながり」を通じ、さらなる飛躍をめざしています。

課題として中心市街地はあまりにも観光地化され、地元市民の足が遠のいているため地元住民も楽しめる中心市街地とする取り組みが課題で、今、昭和25年に開設された公設市場の建て替えが計画されている。1階店舗で購入した食材を2階飲食店舗で味わうことができる「持ち上げサービス」をおこなっている。私も新鮮な魚を購入し2階でさばいてもらい食べましたが、おいしい食材が安く食べることができ人気も高く、混んでいました。

この公設広場の建て替えは、沖縄食文化の継承・発展や市民・県民に愛される市場の創造を推進している。現市民会館の機能を引き継ぎ、新たな文化政策を実践するために中心市街地に新文化芸術発信拠点施設の建設計画を進めている。本市では1000席程度の新文化センター構想を進めているが那覇市では1600席。那覇市は、魅力ある「ひと つなぐ まち」にしていくことで、新しい風をつかみ、さらには追い風にしていくことを目指しています。

蛯名 釧路市長の報告から

釧路市は、自然と都市が融合し共生が地域の価値を高めるまちづくりを推進。釧路は、北海道6大都市(旭川・帯広・北見・函館・札幌・釧路)の一つで人口32万人、水産・酪農のまちで観光立国をめざす。

観光は、観光客の数を指標にするのではなく、観光客の消費額をベースに考え、仕掛けや工夫が必要です。そこで、ホテルの食材には地元産のものを利用する取り組みをおこなっています。地元での消費額が58%、域外が42%なので、さらに地元の消費額の比率を高める工夫が必要です。長期滞在(ちょっと暮らし)の推進を宅建協会と連携して行っている。

パネルディスカッション

コーディネーター:後藤晴彦(早大教授)
パネリスト:能作克治(株、能作社長)藤田とし子(研究所代表)、平田大一(沖縄文化芸術振興アドバイザー)、山岸正裕(福井県勝山市長)、染谷絹代(静岡県島田市長)
テーマ:人がつなぐ都市の魅力と地域の創生戦略

平田氏

何にマグネットがあるのかを考えなければいけない。行政職員の活用は重要です。優秀な職員とは、常にリサーチをして分析と創造できるリサーチ力を持つことが求められる。今、ピッチャー(行政)のボールを受けるキャチャーがいない。まちづくりの担い手としてキャッチャーの役割が重要で、どうしたら中間セクターとしての中間コーディネーターが必要。

能作氏

行政と市民が連携して、外につなげていく仕組みづくりや知恵が必要。

山岸氏

ふるさとルネッサンスを理念に掲げ、過去を検証し、勝山市を誇りと活力に満ちたまちに復興・再生する事業に取り組んでいる。

藤田氏

市民起点のまちづくり事業をすすめ、新たな担い手育成のプログラムとしている。住む人、暮らす人の思いと発見、言葉を大切にし、共感を核としたイベントを重ねることでまちに対する誇りと愛着を育てていく。今まで出会ったことのなかった人と人がつながり、埋もれていた地域資源を見出し、新たな地域価値の創造に取り組むことが重要。そのためには、自分ごととしてまちづくりに取り組む地元人材の育成が不可欠と述べています。

後藤氏

「ひと」をキーワードに価値観の共有が重要。今までは、問題を分けるなどすることにより、簡素化、効率化がしてきたがひととひとがつながり、絆を深めあうことにより、お互いに分かち合うことが重要となる。

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