令和4年6月議会総括質問要旨

少子高齢化、人口減少時代の成長戦略

2020年の国勢調査によると、全国1718市町村のうち、過疎自治体が65追加され初の半数越え885になりました。又神奈川県の総人口は、今年の1月まで4か月連続前年同月比でマイナスと統計開始後初めての事態です。これまでの成長時代と異なり、公共と民間が連携を図り、長期的な視点で変化に応じた合理化や効率化によるまちづくりを進め、人口減少の流れを食い止める方策が必要です。職員の意識や行動が変われば環境が変わり、まちも大きく変わると信じます。

以下、順次質問します。

人生100年時代、さらに元気な高齢者になるために

民間の調査では、「本当に住みやすい街大賞シニア編の首都圏で2019年から3年連続で本市は3位でした。本市では、100年ライフに向けた政策ビジョンが市職員により令和2年3月に作成され、高く評価しています。

これらを踏まえ以下、質問します。

高齢者の不安要素の解消に向けて

団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年ごろに高齢者人口がピークになると予測されていますが、高齢者の個人や家庭、地域での不安要素を何だと感じていますか。その不安要素を解消して市民が安心して暮らせるようにするために、住まい資産。安全。生活環境。交通。医療・介護。の生活基盤整備に本市はどのように取り組まれますか。

100年ライフに向けた政策ビジョンを今後、具体的に推進していくアクションプランをどう考えていますか。また進捗状況をどう把握しますか。伺います。

介護人材の確保、定着に向けて 

    
全国で32万人以上の介護職員が不足している状況では、将来の介護不安は大きくなっていきます。2点伺います。

  • 本市の介護施設や在宅サービスにおける介護人材の現状と課題について
  • 特定技能や技能実習生を含めた介護人材の市の取り組みについて

健康長寿へ向けて、国民皆歯科健診、健康経営

元気な高齢者にはさらに元気になって社会経済活動で生き生きと活躍できるためには、栄養、運動、社会参加が大変重要です。本市の取り組み状況と課題について伺います。他に2点伺います。

  • 政府は、全体の医療費の抑制につなげていくために国民全員の歯科健診を定期的に実施することを骨太の方針の中で検討しています。歯のトラブルは万病の元であり歯の健康は大変大切です。実施された場合、どのような効果が期待できますか。
  • また、本市の歯科健診の現状と課題について伺います。2018年12月議会で健康経営に関する質問をしましたが、これまでの取り組みを伺います。平塚市の企業が健康経営に取り組み、従業員の健康意識を高めていくことは極めて重要です。市は健康経営を推進する企業を応援する役割を果たすべきと考えます。法人向けの健康経営をどう進めていくのか。市の役割も含めてご見解を伺います。

アクティブシニアへの支援

昨年4月に「高年齢者雇用安定法」が改正され、シニア層の雇用を守るため、すべての企業は70歳までの継続雇用が努力義務となりました。以下3点伺います。

  • 本市の高齢者の就労状況について
  • 高齢者が今までの経験や体験、知識を活かし、生涯活躍できるまちをめざすために高齢者に対する雇用や起業、創業、副業などの支援や仕事を探しやすい環境づくりの整備をどう考えているのか
  • 公益財団法人生きがい事業団について経営状況や、職種の拡大、新たな役割等時代の変化に対応した体制はできているのか

少子化対策

国の人口動態統計では昨年の出生数は約81万人と過去最小で、婚姻件数は約50万組です。コロナ禍でありますが、少子化が6年ほど早く推計を上回るペースで進行しています。次世代の子供たちがチャレンジしたいと思えるような社会の仕組みが重要です。以下伺います。

  • 出生数の増加が見込めない状況を考えれば、子育て世代の本市への転入をさらに促進していく必要があります。そこで、子育て世代が安心して産み育てる子育て施策については大変評価をしているところですが、さらに拡充させ、他市との差別化を進めていくべきです。今後、何をどう拡充していくのかご見解を伺います。
  • 昨年の4月、病児保育所が本市で初めてオープンし1年が経過しましたが、利用者の声や経営上の課題、今後の病児病後児保育所設置拡大についてお聞きします。さらに、病児病後児保育所への国・県や市の支援施策についてお聞きします。
  • 若い世代が将来に展望を持てる雇用環境を整備していくことは大変大切です。氷河期世代を含め、雇用や就労を促進するための支援の内容を伺います。さらに企業の都心から地方への動きは増加しており、本市は企業立地促進補助金制度を拡充しますが、制度の内容と拡充の狙いについて伺います。

変化の時代に対応した職員の意識改革

人口減少社会の中、新たな日常など変化に応じた合理化や効率化がより求められています。市役所の改革は待ったなしです。市長を先頭に市職員全員が営業マンであり、広報マンです。デジタル化への対応、人件費を含む費用対フルコスト意識、無駄むらを省く意識、業務改善や成長戦略など提案制度の拡充、民間活力の活用など財政健全化を進めるうえで新たな時代に対応した職員の意識や行動をどのように進めていくのか。見解を伺います。他に2点伺います。

  • 横浜ゴムの本社機能が本市に移転されるのをきっかけに、民間企業への職員研修や人事交流は検討しないのか。
  • 予算の執行において、執行額100%職員よりも、工夫して重点事業や新規事業などの投資的経費へ予算を残した職員や国・県の予算を活用した職員を人事評価で高く評価することや、効果・成果の著しい職員を給与面で査定評価するなど新たな評価制度を検討できないか。

さらに安心、安全なまちへ

災害対策

6月1日から内水ハザードマップが全戸に配布され、気象庁でも線状降水帯の情報が6時間に1回更新され、スマホ等で見られるようになりました。本市は線状降水帯の情報をいち早くどのように活かし市民に周知していくのか。お聞きします。他に2点伺います。

  • 金目川水系の洪水や内水氾濫の対策は万全か。金目川水系の洪水や河内川の内水氾濫への対策については議会で何度も取り上げてきました。今、重機が入り工事が行われていますが、川幅も広がり川の風景が一変しました。金目川水系全体の工事の内容と進捗状況を伺います。
  • 民間と締結している防災協定は235ありますが、その内容について伺います。締結後、年数経過で内容の見直し、変更等の必要性はないのか。有事の際に実効性ある具体的な行動がとれるのでしょうか。協定先との打ち合わせはどのようにされていますか。

市民生活の安心・安全、市民の声から

  • 本市における刑法犯認知件数の推移をまずお聞きします。さらに、選ばれるまちになるため、夜間の安心感向上や地域における犯罪抑止力の向上など治安状況の維持、改善にどのように取り組むのか伺います。
  • 最近、湘南平塚サイクルポリスの新聞記事がありましたが、本市は交通事故が県内で多い自治体として長い間続いています。交通事故の内容と件数及び今後の対策や課題について伺います。
  • 信号機のない横断歩道は大変危険です。学校の児童は通学路安全対策事業が、ありますが、幼稚園や保育園の園児にはありません。市民である園児の安心・安全を地域でどう守るのか、通学路に含まれていない幼稚園やこども園などの周辺道路の交通安全対策の実情についてご見解を伺います。
  • 通学路においてブロック塀などの倒壊の恐れがある危険な場所は全部で何か所把握されていたのか、そのうち改善されたものは何か所か、残りは何か所か、今までの取り組み状況や改善されていない場合の理由、今後の対策について伺う。

諸課題

平塚市水産物地方卸売市場の施設は昭和48年に本市が整備してから50年ほど経過し老朽化も著しく、開設する水産物地方卸売市場の今後の事業展開や再整備の方向性などを検証する調査が実施されました。今後の卸売市場事業の運営をどう考えているのか伺います。他に3点伺います。

  • 卸売市場の歴史や、市場を取り巻く状況について課題も含め伺います。
  • 市場に求められる役割や機能は何か
  • 今後のありかたの方向性について市はどのように対応する考えか

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