令和元年12月議会総括質問要旨

清風クラブの野崎審也です。今、気候変動や超高齢社会、人口減少問題など多難な時代を迎えていますが、平塚市も市民、地域、事業者、行政がワンチームで難局に取り組む必要があります。先の台風19号で被災された地域の一刻も早い復旧、復興を心から念じ総括質問いたします。

持続可能な南部地域のまちづくり

平塚市都市マスタープランでは、南部地域のまちの将来像として落ち着きと質の高さを誇る住まい環境と、海をいかした新たなにぎわいのあるまちを目指しています。これを踏まえ伺います。

(1)気候変動に強い安心・安全対策

本市は平塚海岸、相模川、金目川に囲まれていますので須賀新田地区や唐ケ原地区など茅ヶ崎市や大磯町との広域連携が必要な地域もあります。従って、河川の拡幅、土手のかさ上げや堆積した土砂や草木の除去などの河川対策や大雨・高潮、津波対策など普段からの備えが重要です。台風19号により日本各地で多大な被害が起きましたが、市民の安心・安全対策は万全だったのか。以下4点質問します。

5年前から指摘してきました唐ケ原ガーデンホームズ前の土手がいまだ未整備で、土手の土嚢も経年のため劣化も著しく、台風19号の時は水位も上昇し危険な状態でした。今までの経緯と今後の整備の進め方についてお聞きします。

鈴川。渋田川。河内川など金目川水系の河川対策について清風クラブは今まで強く県に要望し、落合市長も知事に要望書を提出されてきましたが、これまでの要望に対する県の河川対策の実施状況と今回の台風19号で見えてきた危険な個所はなかったのか、今後の対策を含め現況を伺います。

海岸エリアの新港、ビーチパーク、龍城ケ丘プール跡地、金目川河口などの周辺において、高潮・高波などの影響、被害状況及びその後の整備状況はどうだったのか、又、周辺地域の住民の指定緊急避難場所の受け入れ状況についても伺います。

黒部丘水門は。職員による手動から遠隔操作に平成26年に切り替わりましたが、他の金目川水系水門の手動,遠隔操作の設置状況も含め台風時どのように対応されたのか、また水門ゲート開閉時の基準やマニュアルなどについても内容をお聞きします、

(2)龍城ケ丘プール跡地の公園整備事業

龍城ケ丘プール跡地周辺では、公園整備を図り、海の魅力を高めることにより、多くの方が楽しく遊べる空間づくりをP―PFIで行いますが。昨年は、環境保護団体や、海、海岸を利用する各種団体、地元の住民や自治会長など多くの方と協議や説明会を開催し、丁寧な対応をされてきました。しかし、市民に十分理解されてきたとは思えない状況です。また、防災上、景観上、このままの状態でよいとは決して思いません。今後、関東圏域を超え、さらに多くの人やものなどの交流が期待されます。従って全体最適の考え方で、スピード感をもって、公園整備の速やかな推進を図るべきと考えます。以下質問します。

プール跡地の周辺は、古くから松林として形成されてきたと言われている方がいますが、昔、樹木のない芝のある海岸地帯の記憶があります 。公園整備を進める海岸エリアについて過去からの経緯と現在の状況について、どのように認識しているのか伺います。

市民の中には、プール跡地だけで公園を整備すればよいとの意見が出されていますが、プール跡地東西の樹林地を含めて公園を整備する理由を教えてくだい。

新聞などで報道されていますが、プール跡地東西の樹林帯は高潮や津波などの災害から住民を守る緑の防波堤であり、樹林帯を伐採しない計画とするよう要望書と署名が提出されたとのことです。まず、プール跡地東西の樹木はどのような位置付けとなっていますか。また、樹木を伐採すると住民の命や暮らしが脅かされると考えられているのか見解を伺います。

要望書では、平塚海岸は日本の白砂青松100選に登録されており、相模湾随一の景観は平塚市民の誇りであり、松林を切らないでとの声も含まれています。白砂青松のイメージの維持、存続は非常に大切であると考えますが、公園を整備することで、景観面でも問題があるのか見解を伺います。

市民の命、財産を守ることは市の重要な役割です。事業者にそれを実施させられるのか。事業者任せになっていないか。市はこの点では主体的な役割、考え方を持つべきです。防災に関する計画を事業者だけに任せず、事業者からの提案に防災機能が確保されているのか、しっかりと評価すべきと考えますが見解を伺います。

最後にこのプール跡地周辺を公園として整備することで期待される効果などを全体最適の視点で、どのように考えられているのか伺います。

(3)駅南口広場の再整備の考え方

中心市街地の活性化が検討されていますが、そのエリアの中に駅南口広場も含まれます。なぎさプロムナードから海岸エリアへの回遊ルートの玄関口として駅前広場の魅力づくりは急務です。そこで、駅南口広場について今まで、どのような検討がされたのか。されてこなければ その理由について。また、駅前広場にある自転車駐輪場の必要性の有無について見解を伺います。また、今後の駅南側周辺の自転車駐輪場整備計画についても伺います。

(4)諸課題

ア、日本たばこ産業株式会社平塚工場跡地の利活用。日本たばこ産業株式会社平塚工場跡地の利活用について、11月21日事業者から開発基本計画が平塚市に提出され、12月4日には住民説明会が開催されました。跡地利用については、今までに地域住民から強い要望が市長あてに提出されています。要望書の内容及び事業者側の回答、今回の開発計画の内容について教えられる範囲でお答えください

イ、旧税務署・旧ハローワーク跡地の利活用。旧税務署の建物はそのままですが、旧ハローワークは更地になっています。移転後、そのままの状況ですが、決して良い状態とは思えません。南部地域の質の高い住環境を高めるためにも、これらの土地活用をどうすれば地域、市民のためになるのか、市の見解を伺います。

2、 環境にやさしいまち平塚市の挑戦、ワンチーム

神奈川県では、持続可能な社会をめざす かながわプラごみゼロ宣言をおこない。SDGs (エスディージーズ)の具体的な取り組みを市町村や企業、県民と ともに広げようと宣言しました。

本市は平成17年度から地球温暖化防止に向け、ひらつかコツコツプランが開始され、平成29年3月平塚市環境基本計画が策定されました、海洋汚染や土壌の汚染、汚染水の処理など世界的な環境問題もあり、今こそ、私たち一人一人が身近なところから行動していくと同時に市民、事業者、行政一体となったワンチームの取り組みが強く求められています。これらを踏まえ以下質問します。

かながわプラごみゼロ宣言への賛同のもと、本市では、プラごみゼロをめざし、ごみの減量化・資源化を進めています。市民や事業者、行政一体となった取り組みが必要ですが、ごみの減量化、資源化に向けた今後の取り組みや、課題について伺います。また、学校など公共施設におけるごみの削減も行政として率先して推進すべきですが、教育委員会と連携し、どう取り組んでいくのか伺います。今年の10月7日から可燃ごみの戸別収集の社会実験を開始し、2か月経過しましたが、モデル地区の地域や選定理由、社会実験の背景 、効果について伺います。

ごみ減量化推進員は昭和63年に発足、「名刺1枚レシート1枚が資源ごみ」のキャッチフレーズでごみを減らす活動をおこない、また地区美化推進委員は美化意識の高揚と美化活動の推進を目的に活動してきました。今後、各自治会の役員なり手不足が懸念される状況で、効率的、効果的な環境業務遂行のため、二つの部門を一つに統合して、環境推進を目的にした活動を検討すべきと考えますが、ご見解を伺う。

3、支え合いの共生社会の実現に向けて

毎年、12月9日は障害者の日です。高齢化に伴い、障がいの重度化、多様化が進む中、障がい者の自立や社会参加・就労機会の拡大など障がい者支援のための施策が極めて重要です。障がいの有無に関わらず、だれもが人格と個性を尊重しともに安心して暮らせる支え合う共生社会の実現が今求められています。以下伺います。

平塚市障がい者福祉計画第4期素案から今年実施されたアンケート調査結果の内容と課題について
障がい者の自立や社会参加の促進、就労機会の拡大などの取り組みやワークステーション夢のタネの今後の推進について
地域におけるすべての人が住み慣れた地域で安心して生活ができるために、相談体制の充実や災害への備え・身近な事故防止などの取り組みについて2020オリンピック・パラリンピックが開催されますが、これを契機に市民一人一人が障害に対する理解を深め心のバリアを取り除く取り組みをどう推進していくのか、併せて共生社会ホストタウンの今後の考え方についてお聞きします。

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