以前に問題提起しました「金目川の水門の津波対策」について現地での確認作業をおこなうとの地域住民からの情報がありましたので参加しました。
平成24年3月に定めた津波警報・注意報に対するゲート対応マニュアルにそって行動時間と操作方法の確認がされた。
対象ゲートは、まず、「撫子原ポンプ場ゲート」で、桜ヶ丘ポンプ場から20分で係員が到着、水門を閉めるのには2分要した。桜ヶ丘ポンプ上は、24時間対応で管理しており、撫子原ポンプ場も管理。
撫子原ポンプ場は、普段、人は常駐していないが、水門2つのうち、小桜川水門は、自動的に1.7Mで閉まり、金目川水門は、4.7Mで閉まるので安心できるとのこと。また、ポンプ場の屋上は、避難場所としても利用できるが、普段は、鍵がかかり、中にははいれません。13.8Mの高さがあるので、活用の方法はないか?
次に、黒部丘ゲートの水門に行きました。国道134号の橋のそばにあり、撫子原の住所なので、黒部丘ゲートと言われても
ピンときませんが、黒部丘雨水幹線としての役割があります。
ここは、市の職員対応で水門を閉めるしか方法がないが、この日は、二人の職員が撫子原と平塚の自宅からかけつけたが、6分から11分かかった。現在水面から2Mの高さですが、下げるのに2秒なので操作は簡単そう。
閉める職員の身の安全確保の観点からも、早期に「遠隔操作」での自動的管理に移行すべきです。東北の被災地では、水門を閉めに行って亡くなった方もいました。