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東日本大震災で今、求められているもの

2011年3月15日

今、東日本大震災での地震と津波による大惨事に対し、国内では、自衛隊10万人体制で又、世界の13の国・地域から救助隊が、物資援助も60の国・地域から申出があります。

私達が、今、求められ、出来る事はなんだろうか。後輩から「被災地に衣類等を送りたいのだが、方法はどうするのか」との相談がありました。

3年前、視察で新潟市に行き、「新潟中越地震」の体験を研修したなかで、初期の段階で個人で救援物資を送ることは、避けるべきと教えられました。それは、善意で送られてきたものが、「見えない在庫」として倉庫に長期間保管され、逆に、処分にこまるほどとのことでした。従って、混乱をさけるため個人では送らない事。

つまり、優先順位があり、
①プロによる救出体制が完了、被災地の現状把握ができる状況にあること
②電機・ガス・水道・道路などライフラインの整備が確保されること
などできたうえで、災害ボランティアの方々の出番があるのかなと思います。

受援システムが構築されてから、行動すべきですが、今、すぐできることは、「義援金」です。

日本人として心はひとつ、私達も、東日本の方々の痛みを自分のこととして考えよう。計画停電も問題がないわけではないが、みんなで我慢して、秩序ある行動をしよう。