高齢者の多様な役割、外出と交流や健康・元気で長生きを促進 医療と介護の連携強化、認知症対策や看取り対応の施設の拡大

市長・知事の決断

2012年2月3日

2月3日、節分です。神奈川新聞から、うれしいニュースを見つけました。

精神障がい者の通院医療費について、神奈川県は、4月以降の窓口負担を福祉手帳1級の方を対象に無料化する方針とのこと。

現在、33市町村のなかで、自治体独自に助成枠をもうけているのは、平塚市を含めて11市町で、これまで厳しい財政事情のなかで、市独自の助成は評価できる。

思えば、私も、平成19年、議員になって、すぐに、精神障がい者の家族会の方から陳情をうけましたが、福祉行政に関わる重要な政策なのに「新人の議員の私に」相談をいただき、大変感激をしました。

市民の声を市政に反映との立場で取り組みました。

平成19年9月議会の環境厚生常任委員会では、家族会の会員からの手紙を披露し、問題提起をさせていただきましたが、これも切実な声をとどけたいとの思いからでした。

平成19年12月議会では、前大蔵市長に総括質問しました。

県が助成しないので、市は財政上のこともあり助成できないとのスタンスでしたが、自治体格差・障がい者格差是正のため、「県が助成しなくても、市単独ですべき」と。

平成20年12月議会では、市長の大英断により、1級を対象に市独自の助成が議会で可決。平塚市の関係者の思いは、前進しました。

課題は、2級対象者への助成枠拡大でした。あれから、3年すぎました。そのためにも、県の助成枠拡大が絶対条件でしたが、今回の黒岩知事の決断を評価したいと思います。

そして、市長や知事の決断は、重く、重要。拍手です。