宮の前地区で13階建てのマンション建設について、地元の方から相談をうけた。
問題点
①現在のビルを解体しての工事ですが、アスベストの問題が発生。6月20日に第1回住民説明会を開催したが、アスベストの説明はなし。しかし、6月28日には、環境保全課にアスベスト除去を含む解体工事の届けを提出し、許可をもらっているので、なぜ、最初の説明会で説明しなかったのか。事業者の社会的責任に疑問、誠意が感じられない点がある。
②市は、まちづくり条例に適合しているとの判断ですが、地域住民(近隣&周辺)への説明は、最初に開催した「開発基本計画に関する説明会だけで、全体のマンション計画 そのものの詳しい説明が、全く欠けています。市に提示した図面も住民には示されません。
③今、市は、業者から開発事業申請書の提出があれば開発基準適合承認書を交付予定とのこと。 今まで、意見書の提出がないので、市として関与できないとのスタンスですが、市街地での13階建てですので、行政指導も含め、きめ細かい対応が市サイドに要望される。
マンションの開発には、反対ではないが、入居される方との融和や連帯を深めて地域力を強化していくためにも、開発に対する地域住民への気配り、配慮は特に重要です。
そのためにも、現在のまちづくり条例は、開発業者や市民の視点で問題はないのか、十分検証し、是正を図るべきです。