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イノシシ課

2011年11月26日

先日、佐賀県の武雄市に行政視察に行ってきました。
武雄市は、2期目を迎える市長(42歳、東大卒、総務省課長補佐からの転進)の強いリーダーシップのもと、積極的にトップセールスを実践しています。

ソフトバンクの孫社長の休耕田や耕作放棄地に発電パネルを設置する「電田(でんでん)構想」にいち早く賛成されたことで、全国的にも注目されていました。

実際、営業部のなかに、農林商工課・特産品課・いのしし課を設置し、強い農業を推進するために営業の強化を図っています。

いのしし課では、耕作放棄地の地域のイノシシ被害が甚大なため、毎年2000万円の事業費をかけて、イノシシの被害防止を図っていますが、課の名称が「いのしし課」というのがユニーク。
1頭につき、5000円の捕獲報奨金をだしていますが、3450頭もあるそうです。
そのため、捕獲したイノシシは、鍋にしたり、加工して特産品として販売しています。

平塚市のイノシシ捕獲実績は、H20年16頭、H21年28頭、H22年42頭と年々増加。
対策としては、大磯町・二宮町・平塚市の一市二町による「湘南有害鳥獣対策協議会」への負担金、15万円で対応しています。

捕獲した場合は、処理費として協議会から5千円支払い、そのうち、3千円が市の負担です。武雄市ほどではないが、H22年度は高根地区での被害が増大しているので、注意が必要です。