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ふたつの「希望」

2010年10月15日

私は、毎週金曜日、朝6時から開催される「経営者モーニングセミナー」に出席しています。そこで教えていただいた言葉に「希望は心の太陽」というのがあります。

その意味は、「うまくいかぬから、望みを失うのではなく、望みをなくすから、崩れていくのである。また、太陽の光と熱とが無限であるように、希望は、いくら燈してもつきる日はない。希望は、永遠の光である。」と。

最近のニュースで「希望」の文字がふたつの事柄で躍りました。

ひとつは、チリの鉱山の地下620mに閉じ込められた33名が無事救出されましたが、、33名全員が、「明日の希望を強く持ち」団結と融和を図ったことです。

各人各様のさまざまな「希望」が奇跡をおこしたわけで、希望をもつことの大切さをあらためて感じました。

もうひとつは、アメリカが核実験をおこなったことにより、核のない世界平和という「希望」を失わせたことにあります。

核をもつことでの核抑止力が生まれるとはいうものの、核を使用しない、使用させない、核を作らせないことが重要なのは、当然です。

希望が、失われるような事態は大変悲しい。このように、一方では、希望をもち、他方では、希望を失う。

チリの33名のように、明日へ向かって生きる、強い希望をもって前進したいものです。