この事業については、先の9月議会で質問しました。
問、平成20年12月議会で質問したテーマです。この時は、「介護支援ボランティア制度」ということで、提案させていただきましたが、その後、今まで、研究・検討しますとのことで、やっと、3年経過して、同じ事業が実施されます。この事業の内容や今後の取り組みを伺います。
福祉部長
この事業は、65歳以上の元気な高齢者を対象に、10月1日から試行、平成24年4月から実施するもので、高齢者自身の介護予防や介護保険施設の理解を目的としています
管理機関である市社協で会員登録をおこない、手帳が交付されます。
介護施設で活動すると、ポイントが手帳に押印され、ひとり年間最高5千円を上限に千円単位で換金されます。
問
現金の還付以外にも湘南ベルマーレのグッズや市の名産品など物品の還付はできないのか。
福祉部長
平塚には多くの魅力ある企業や物品があるのでぜひ検討していきたい。
元気な高齢者の支援事業です。多くのかたの参加を期待しています。
4日の朝刊を読むと、「ひらつか元気応援ポイント事業」の記事が掲載されてました。
その中で、市民のコメントがあり、「このような事業もよいが、介護保険料の引き下げに予算を使用したらどうか」とありました。
私も当然と考えますが、介護ボランティアをおこない、年間5千円をゲットすればその分介護保険料の一部にあてることができます。また、介護保険施設の内容も理解でき将来の不安も解消されると思います。
以前にこの提案をしたときの発想は、国から地域支援事業費の「介護予防事業」に多額の特定財源として歳入にはいりますが、毎年、使用されずに不用額として国に返還されているので「大変もったいない」のでなんとか活用できないか調べましたら東京都の稲城市で平成19年9月から「介護支援ボランティア制度」をはじめているのを知りました。又、
国の介護予防事業も特定高齢者に対する事業よりも、元気な高齢者にさらに元気になっていただき、介護の世話にならない施策が重要となりました。
国に返還するならもったいないので、このような事業を推進する立場で提案してきたわけです。ちなみに、平成20年の不用額4250万円、22年は、938万円です。
今回の新事業も当然この予算を使います。介護保険事業特別会計の介護予防事業費です。