住みよいまちづくり
住みたい”街”ひらつか、保育園待機児童問題
しんや
女性が安心して子供を「産み」、子育てと就労を両立させるなどのため、保育所整備計画について伺う。
健康・こども部長
平生23年4月には新設1園と増改築3園で計200人の定員増を図るので、待機児童は解消できると考える。
しんや
現在の入所選考基準では、保護者が就労している場合と休職中では優先順位は異なるが、これを見直し、同じサービスが受けられるようにできないか。
健康・こども部長
労働条件や家庭状況が多様なため、社会状況等を考慮しながら見直しを行っていきたい。
しんや
幼稚園と保育園の連携や課題についてどう考えるのか伺う。
健康・こども部長
入所定員の弾力的運用や幼稚園の空き教室を利用した認可外保育施設の設置など検討が必要と考える。
しんや
公立保育園は10園あるが、耐震上の整備計画をどう進めるのか聞きたい。
健康・こども部長
8園の耐震診断が終了し、残り2園は22年度に診断を実施する。23年度以降は補強工事が必要な園で毎年1園ずつ耐震計画と大規模改修を伴う耐震補強工事を実施し、28年度までに完了したい。
しんやの視点
将来的な少子化の中で、待機児童数の増減に柔軟に対応するため、ハードな事業でなく、ソフト施策の充実が大切と考えます。
長寿を楽しむまち ひらつか
高齢者支援について介護ボランティア制度
しんや
介護支援ボランティア制度は、2008年12月議会で質問いたしましたが、近隣自治体の動向や課題も含め、どのような研究がされてきたのか。今後の考え方についてお伺いいたします。
副支部長
この制度は元気な65歳以上の高齢者が介護ボランティア活動などを通して地域貢献を行うとともに、自分自身の生きがいや健康増進を図っていくことを支援する。昨年度先進自治体の実施事例を参考にして、市内の関係課や平塚市社会福祉協議会のボランティアセンターの職員を含め、検討会議を行いました。実施にあたっての課題として、「活動内容の範囲」「ポイントの現金化」「怪我や事故に対する賠償問題」などが出されました。昨年10月から横浜市がモデル事業として介護支援ボランティア制度を開始して今後は横浜市の実情を調査し、関係団体などのご意見をいただきながら検討してまいります。
北口駅前広場の心のバリアフリー
しんや
3億5170万円を要した大型事業だが、7ヶ月経過した今、事後検証が重要と考える。成果や効果・課題などを伺う。
まちづくり事業部長
当初の目的である地上と地下の上下移動のバリアの解消は達成できた。しかし、地下道の活用方法などの課題やバス降車場が遠いなど多くの意見もある。
しんや
地下道については、通行量調査をまだ実施していないが、利用も含めてどう考えているのか。
まちづくり事業部長
エレベーターの利用者数や通行人数について今後調査する予定である。コインロッカーや広告版は継承していく。
しんや
広告版は9ヶ所も空いているが企業が使用しないのであれば、市の広報版に活用できないのか。
市長
空いている祭には平塚市で何を掲示したら効果的かを考えていきたい。
しんや
雨の日は上屋等への不満が多いがその対策は。
まちづくり事業部長
今後バス停利用者の滞留状況や歩行者の流れ等の調査を行い、既存の階段の屋根なども含めた総合的な観点から検討したい。
しんや
バスを待つ人が点字ブロック上にいる状況だが、ハード面だけでなく、心のバリアフリーが重要では。
市長
市民一人ひとりにバリアフリーとは何かを理解してもらえるよう福祉政策の一つとして取り組みたい。
しんやの視点
障害のある方の立場を健常者も自分のこととして考え、行動することの重要性を訴えましたが、健常者と障害者がともに支え合う社会を一人ひとりの市民が取り組んでほしいと感じました。どんなに素晴らしいハード事業でも常に心のソフト事業が大切。
国道134号線暫定4車線化に伴う拠点整備について
しんや
高浜台交差点から西湘バイパスまでの区間についての今後のスケジュールについて。
副市長
県は21年度に高浜台交差点から花水川橋手前までの測量調査および詳細設計を行いました。今年度引き続き花水川橋の予備設計と橋梁前後の道路詳細設計を行うとともに、高浜台交差点以西の地元住民の方々に対し、概要説明を行う予定になっています。その後、高浜台交差点以西の拡幅にまた今年度から概ね5年間を事業期間とし、段階的に整備する予定となっています。
教育民生常任委員会・パークゴルフ場10月オープンについて
しんや
中井町では、使用料200円ですが、平塚市使用料400円の根拠についてお伺いしたい。
スポーツ課長
平塚市の使用料・手数料の算定基準に基づき算定。年間維持管理経費は4213万円で年間の最大利用可能者数を10万人と設定して算出した。今後1,2年運営して、直接管理か指定管理者制か委託かを検討し手続きを進めたい。
地域活動
であいふれあい西海岸
継続は力なり。まさにこの言葉を実感したところですが、今年で21年目を迎え、ますます地域力・市民力の高まりを感じました。ここまで続けてこれたのも、なでしこ地区・花水地区社協をはじめ、多くの皆様方の心温まるご支援の賜物と実行委員長として深く感謝申し上げます。
今回は(HLC・浜岳・花水リーダーズクラブ)の参加を得て、子どもたちが地域活動に積極的な役割を果たしました。人と人との交流の輪(和)が広がり、家族愛や地域愛、郷土愛の醸成になればと思います。
また、このイベントがきっかけで福祉に対する理解が深まり、さらに福祉の支援の輪が広がれば幸いです。
七夕星舞フェスタ開催
今年の七夕まつりは60回の記念大会ですが、動く七夕として市民参加型のイベント、星舞フェスタは10回目、星舞フラフェスタは4回目を数え、七夕まつりの核のイベントに成長いたしました。平塚市で七夕サミットが開催されましたが、平塚市の財政難、飾りの減少の中で市民の市民のためのおまつりとして、七夕にどう関わりを持つのか、一人ひとりが真剣に考える時期ではないでしょうか。
編集後記
北口広場のバリアフリー化では、事業の事後検証が必要との立場で、議会質問しました。構想・設計・実施計画とも十分な議論がなされ合意を行いますが、完成後は速やかに実情調査を行い、市民の利便性の悪いところは早期に改修するなど英断を行い、市民サービスの向上を図るべきでしょう。