高齢者の多様な役割、外出と交流や健康・元気で長生きを促進 医療と介護の連携強化、認知症対策や看取り対応の施設の拡大

平成25年12月議会 総括質問

2013年12月13日

平成26年度予算編成の基本方針から

平塚市総合計画の着実な取り組み

平成32年は東京でオリンピックが開催されます。開催国の経済は高い成長率が考えられますが、本市としても様々な施策を力強く前進させ、都市間競争に勝たなければなりません。住みたくなるまち、住んで良かったまち、子育てするなら平塚、駅に降りてみたくなるまち平塚、そんなまちになるためにも、安心・安全対策や少子高齢化対策・定住人口や交流人口の増大策など20年、50年先の将来をみすえ、子どもたちが夢を持てるまちづくりが重要です。これらを踏まえて以下質問しますが、その前に、本市の人口の推移、人口見通しや定住・交流人口の増加がもたらす効果・付加価値について見解を伺います。

また、市長就任から来年4月には、任期最後の4年目を迎えます。まず、今までの評価と課題を伺います。

次に平塚市総合計画平成26年度版実施計画(素案)に対する考え方および、任期最後の年度にあたりマニフェストの思いをどのように反映させようと考えているのか、ご見解を伺います。さらに平塚市総合計画改訂基本計画は、H24年1月に策定されH28年度で最終年度になりますが、成果指標のとらえ方について、作成時と現在とは、大幅なタイムラグがありますので、どう考えるのか、見解を伺います。

さらに、厳しい社会的経済的環境の中で、大型事業を着実に行うためには、今後の財政の見通しが重要になってきますが、本市の財政状況ならびに中長期の財政見通しについて伺います。また、普通交付税を3年連続でうけましたが、経常収支比率が4年連続で90%を超え、財政の硬直化が見られます。投資的経費が抑制されている現状についてどう考えていますか、見解を伺います。

決算も踏まえた行財政改革の取り組み

市長は、常々、市民が主役のまちづくりを掲げ、経営の視点、市民の目線で現場第1主義に徹し、効率的・効果的な行政運営を目標にしていますが、市長の思いの実現には、職員の意識改革が不可欠で、コストを意識した上でより質の高い行政サービスを提供できる職員の育成が重要と考えます。まず、職員の意識改革をどう進め職員の育成を図るのか、お聞きします。

次に、選択と集中の考えで、行政評価や庁内評価の結果を検証していくとしていますが、具体的に何をどのようにすすめていくのか。また、外部評価を含め第3者の評価をどのように取り入れていくのか。伺います。

さらに平成26年度の財政健全化対策見込み額を1億7410万9千円としていますが、具体的な根拠をお聞きします。そして年度末での事業予算の使い切りの考えは少なくなったと理解していますが、残すことも大事です。要は予算の使い方の内容です。事業予算執行率の高い、低い事業の評価について見解を伺います。

また、平成24年度の時間外勤務手当支給額が10億5300万円となっていますが時間外勤務削減事業の取り組み内容と成果・課題について伺います。

平塚市職員コンプライアンス推進指針について

平塚市職員コンプライアンス推進指針が策定されましたが、職員の不祥事を防止し、市民からの信頼を得るためにもコンプライアンス、法令順守が重要です。そこでまず、指針策定の目的や徹底の方法及び推進体制をどうしていくのかお聞きします。

また、逗子市のストーカー殺人事件で明らかなように個人情報保護の扱い等、職員の危機管理意識の低下は、大問題です。
そこで住基支援申出の現状、ならびに、個人情報の取り扱い、課題など本市の情報セキュリティ対策についてお聞きします。

住みたいまち平塚をめざして

ツインシティ整備推進事業の現状と課題

今議会の冒頭、大神の土地取得のことで市長からご説明いただきましたが、再度、確認を含め、その後の状況についてまず市長にお聞きします。次に本題にはいりますが、本市の北の核として広域的な地域間の交流や連携の拠点として、又新たな産業・業務機能などの集積の場として、地球環境にやさしく新しい生活スタイルを実現するまちづくりをめざすとしています、この事業は本市の総合計画に位置付けられた都市計画事業であり、今、人口減少に歯止めをかけ、定住人口や交流人口を増やし、
時代の変化をチャンスに変えていくために、清風クラブとしてこの事業の早期達成に向け、力強く推進しなければならないと考えます。

以下何点か質問します。

ア、ツインシティ大神地区土地区画整理事業について、まず、本市としての目的と位置づけを改めて伺います。そして組合施行にむけた準備作業をどうすすめているのか。また平成26年度のできるだけ早い時期に都市計画決定をするとのことですが、現在の状況、今後の取り組みについて

イ、居住人口3300人、従業人口6000人の見込みですが、その根拠は何ですか。また進出企業の募集も始まっていますが、新産業の創出や育成と環境と共生した住宅ゾーンの形成など魅力あるまちづくりのビジョンを具体的にお示しください。

ウ、期待される固定資産税や都市計画税などの増税額をどう分析し、また25キロ以内の商圏人口が50万人とも想定されていますが、本市へ与える経済波及効果を、どのように考えているのでしょうか。

子育てするなら平塚

待機児童ゼロをめざして

将来世代への投資として少子化対策は重要です。本市として待機児童ゼロをめざし、どのように取り組むのか、こども子育て支援新制度を踏まえ、現状分析や課題、見通しについて具体的な方策を伺います。そして公立園の在り方検討会の内容と今後の進め方についても伺います。さらに、公立園の人材と財源を民間園の活力に活かすことが子育て支援の充実につながると考えますが見解を伺います。

他に2点伺います。

まず、国の待機児童加速化プランによる私立幼稚園の認定こども園移行支援事業への対応及び今後の進め方について、次に、私立幼稚園等就園奨励補助金の近年の推移及び今後の考え方について伺います。

新庁舎建設の進捗状況と今後の考え方

新庁舎建設事業において賃金または物価の変動に基づく請負代金額の変更が必要のため継続費の増額予算が検討されていますが、内容についてお聞きします。また、今までの増額補正の内容と金額、ならびに今後も予算の増額がありうるのか、お聞きします。あわせて、現在までの新庁舎建設の進捗状況と今後のスケジュールや進め方について伺います。

諸課題

駅南口の整備

平成24年3月までに駐輪場の整備が完了との方針でしたが、一向に進みません。今まで何回も質問してきましたが、民間の土地利用やJRの線路沿い南側の現在駐輪場の場所を2段ラック等土地利用はできないのでしょうか。JRとの協議を含め、これまでの取組状況と駅前の一時利用の駐輪対策についてお聞きします。また、駅南口前の広場の維持管理をどのように進めるのでしょうか伺います。

さらに、駅南側では、たばこの喫煙場所がないため多くの市民から設置の要望があり、本市としてたばこの喫煙場所の設置にむけて、どう考えているのかご見解を伺います。

JT平塚工場の閉鎖と今後

JT平塚工場は、70年を超え黒部丘の地でたばこ生産をしてきましたが、平成28年3月末で閉鎖との発表がありました。工場撤退による税収や地域経済・地元地域への影響をどのように考えていますか、また、今後、跡地利用の問題が生じてきますが、地域からの要望も含め、調整をどうすすめていくのか、見解を伺います。

サイクルシェアリングの導入

環境にやさしいサイクルシェアリングの普及の推進を図ることは、利便性や回遊性を高め車利用からの転換を含めた低炭素化に寄与すると考えますが、レンタサイクルの現状の取り組みや今後の進め方について伺います。そのためには、自転車通行帯の整備が必要と思いますが、自転車通行帯の延長計画を含め、整備の現状と今後の取り組みについても伺います。