改正版 平成29年12月議会総括質問

地域公共交通について

超高齢社会の進展の中、中心部と交通不便地域との間でさまざまな格差がひろがり、市役所・市民病院や買い物等へ大変行きにくくなっています。そのため地域公共交通に対する地域住民の声や要望は、以前よりもますます大きく、その対策は急務と考えます。このような状況の中、今年の10月、都市建設常任委員会で岡山県の玉野市へ「地域公共交通について」をテーマに行政視察をしてきました。

玉野市は、人口6万人。人口減少問題の克服のために、都市拠点と地域生活拠点を結び、多様なサービスを享受できるようにすることが求められました。平成22年4月にバス利用のアンケートを実施、8月には玉野市地域公共交通会議を設置、24年2月には、早くも地域公共交通計画の策定をおこない、乗合タクシー無料試乗会や実証運行をへて、平成25年4月より本格運行されました。国交省からも地域公共交通確保維持改善事業としてタクシーの運行費の補助金がでています。地域公共交通を利用することで、効果として高齢者の外出の機会を増やし、健康づくりや医療費の削減、認知症予防など長寿社会の構築がなされています。

また、介護予防事業やイベント、買い物等や社会参加の機会も多く、地域の活性化にも貢献しています。このように、視察した玉野市では、人口減少に対する危機意識が高く、3年間で本格運行にいたったその対応が非常に速いのには、驚きました。本市と環境・条件は違えども、参考にする点も多々あるように感じました。過去何度も議会で地域公共交通の問題を取り上げましたが、なかなか前に進みません。これらをふまえ、以下5点質問します

  1. 玉野市の取り組みについての感想をまずお聞きします。
  2. 地域公共交通等の調査、研究、研修など職員派遣の状況を教えてください。
  3. 平成22年4月策定された平塚市総合交通計画について、高齢者が安心して外出ができるような交通環境の整備や路線バスの整備。再編にむけた取り組みや地域生活圏形成に向けてバス停など交通結節点の拡充など推進していくとあります。これまでの取り組みの進捗状況について伺います。
  4. 地域公共交通について、28年度中には導入の考え方をまとめ、29年度に関係部署と調整を図り、市民にお示ししますとの事ですが、今までの取り組み、及び今後の地域公共交通導入の進め方について伺います。
  5. 高齢者の自動車運転免許証返納促進について。

平成37年には、高齢化率は約30%、と予想されます。そこで、高齢者の交通事故を減少させるためにも、自動車に代わる乗合タクシーやデマンド交通など地域公共交通を考え、警察と連携して免許証の返納促進を図るべきですがご見解を伺います。

高齢者がいきいきと暮らすまちづくり – 平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画)「第7期」(素案)から

2025年は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になるため、2025年問題として克服しなければならない問題・課題を多く抱えています。また2040年は、団塊ジュニアが65歳以上の高齢者になるため、高齢化がさらに進展することになります。今年の3月、厚労省の資料によると、今70歳の女性は90歳までがんばれるとの事です。また、グラットン教授の近著、100年時代の人生戦略によると日本では2007年生まれの子どもの半数は107歳まで生きると予測しています。

政府でも人づくり革命の具体策を考える人生100年時代構想会議が発足しています。そこで、高齢者がいきいきと長寿を健康で楽しく暮らすまちづくりのためには、人生100年の制度設計が必要です、2025年や2040年のめざす姿をどのように考えていますか。まず、本市のご見解を伺います。また、地域共生社会を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進するための3つの重点施策について以下お聞きします。

健康増進と介護予防の充実

健康長寿のチャレンジをすすめ、要介護の状態にならないようにしていくためには、健康増進や生活習慣病の予防に努め、加齢による機能低下の予防、また外出の促進などが必要ですが、具体的な取り組み内容と課題についてお聞きします。

認知症総合施策の推進

認知症に関する不安を解消し、認知症にならない、認知症の重症化を防ぐ、また、認知症カフェの設置など認知症を地域で支えていくなどの取り組みをどのように進めていくのか伺います。また、現状と課題についてもお聞きします。

介護保険サービスの円滑な実施のための人材確保

厚労省の推計では、2025年には、全国で約38万人の介護職員が不足する見込みで、本市でも介護職員不足は深刻な問題です。介護保険サービスの円滑な実施のために、多様な人材の発掘や就労支援、人材育成定着支援などの取り組みについて伺います。

市民の声から

中学校の昼食時間について

昼食時間については、食育の視点から、しっかり、ゆっくり食べることが望ましいが、一方、限られた時間の中でどのように日課表を編成するか大きな課題です。各学校では、教職員が熟慮した結果、長い間、現在の昼食時間体制があることは十分承知はしています。しかし、中学1年生は、入学したばかりで学校の環境に慣れないため不安になるなど、中1ギャップという課題が指摘されています。中学2年生や中学3年生と違い、中学1年生はせめて1学期でも昼食時間をのばすとかの方法は、子どもの実態に応じて検討ができないか、ご見解を伺います。

待ったなし、金目川流域の大雨対策について

花水川下流域の唐ヶ原ガーデンホームズ前の土手は改修工事がまだ未整備で他よりも土手の高さが低くなっています。そのため、河川の氾濫や堤防の決壊など、ゲリラ豪雨や線状帯降雨などの大雨により災害の危険性が非常に高く、今までも、再三問題になってきました。また、土手に積み上げられた土のうも経年経過による劣化のため非常に危険です。土手の改修工事を早期にすすめなければなりません。県の事業ですが、今までの地域住民との話し合いの内容や進展状況、今後の進め方についてご見解を伺います。なお昨年、県に要望しました金目川流域の河川の洪水対策についてその後の進捗状況も併せて伺います。

市役所の行政サービスは経営の視点になっているか

新庁舎は、12月末までに税務署や他の分庁舎の部署も移転され、国と一体となった庁舎として、経営の視点でさらなる行政サービスの向上が期待されます。そこで新たな庁舎で、市民に対してワンランク上のサービスやおもてなしが求められると思いますがご見解を伺います。さらにそれを実現していくためには職員の意識改革が必要と思われるが、何か取り組みはあるのか、お聞きします。

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